院長鷺山和幸
1974年九州大学医学部卒業。4年間の外科勤務を経て、泌尿器科を専門分野に定める。九州大学大学院を修了後、米国UCLAに1年間留学するなど専門性を高め先進的な医療を学ぶ。原三信病院泌尿器科主任部長などを経て、2003年にさぎやま泌尿器クリニックを開業、佐賀大学医学部泌尿器科臨床教授職も務めた。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。
泌尿器科に焦点を絞り研鑽を積んだ
前立腺がん治療のスペシャリスト
大学を卒業後、外科の勤務医としてがむしゃらに頑張っていましたが、自分の立ち位置がよくわからない感覚があり、勤務先でお世話になった院長の勧めもあって、泌尿器科に専門分野を絞ることにしました。その後大学院で博士課程を修了し、海外留学も積極的に行って、当時まだ日本では少なかった前立腺がんの手術など、先進的な医療の知識を学び技術に磨きをかけてきました。
当院では、九州国際重粒子線がん治療センターとの交流や、40年以上続けているホルモン治療なども含め、泌尿器に関するさまざまなトラブルを総合的に診療しています。医師としての知見だけに頼らず、必ず患者様のご希望を聞き、それに応えられるような治療を心がけています。
また、自分自身が働きすぎによるバーンアウトを経験したことがあり、気分の落ち込みもあったのでドクターに見てもらったところ、男性更年期の症状だとわかりました。そのときの経験から、男性の生き方に重きを置いた診療にも取り組んでいます。泌尿器のことで不安や悩みのある方は、ぜひ一度相談にいらしてください。
副院長富田能弘
福岡大学医学部卒業。総合病院で泌尿器科医師としての勤務経験を経て、さぎやま泌尿器クリニック副院長に就任。前立腺疾患や膀胱がん・結石・膀胱炎・性感染症など幅広く診ることができる。病状や治療についてわかりやすい説明を心がけている。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。
性感染症を中心に幅広く対応
わかりやすい説明で安心できる診療を
男性特有の病気である前立腺がんや、男女ともに罹患する恐れのある性感染症、女性に多い膀胱炎など、泌尿器疾患にはさまざまなものがあります。当院では、院長と共に前立腺の疾患を診察しながらも、副院長の私が性感染症や膀胱炎、結石の患者様を中心に診療することで、さまざまな泌尿器疾患に対して幅広く対応することができます。
性感染症にもいろいろな種類がありますが、近年増加しているのが、性行為を主な感染経路とする梅毒です。最近ではインターネットを見て自分がそうではないかと疑って来られる方も多くなりましたが、無症候性といって症状がない場合もあるので注意が必要です。
泌尿器疾患の中には、前立腺がんのように命に関わる病気もあり、性感染症にしても受診が遅れれば治療に時間がかかってしまうこともあります。いずれも初期の段階で病気を見つけることができれば、治りやすく治療期間も短くなることが望めます。診療においては、症状や治療法などわかりやすい説明を心がけています。自己判断で悩まずに、まずは気軽にご相談ください。
看護主任小平真貴子
看護専門学校を卒業後、看護師として病院・施設・健診センターなどの看護師長やチームリーダーを経て、さぎやま泌尿器クリニックに入職。看護主任として包括的な看護業務の管理とスタッフの指導などを担っている。診療においては医師と患者の橋渡し役として笑顔での対応と話しやすい雰囲気づくりを心がけ、質の高い医療の提供をめざしている。
笑顔の対応で話しやすい雰囲気をつくり
質の高い医療の提供をサポート
泌尿器科は、気恥ずかしさや後ろめたさなどもあり、かつては受診のハードルが高い診療科だと言われていました。情報が発達した現代では、以前よりは身近な存在になりましたが、それでもまだ診察を受けることをためらってしまう人が少なくないようです。
そんなことからも、院内ではできる限り笑顔で対応し、患者様が安心して話しやすい雰囲気をつくるように努めています。患者様のちょっとした表情の変化や、言葉の端々にも注意を払い、円滑なコミュニケーションが図れるように心がけながら、日々診療に携わっています。
また、専門職として患者様から質問されたことに対して正確に答えられるように、勉強会には積極的に出席し、日々知識を深める努力も続けています。一方で疑問に思ったことなどは、誰に対しても遠慮せずに伝えるようにしています。先生やスタッフ間で風通しの良い環境をつくることが、質の高い医療の提供につながると思っています。先生には言いづらいようなことでも、遠慮せずに声をかけてください。
専門性の高い2人の
医師が幅広い診療に対応
2人の日本泌尿器科学会泌尿器科専門医が幅広い疾患に対応します。
病院との
連携体制
済生会福岡総合病院をはじめとする九州大学病院・原三信病院など複数の医療機関と連携し、必要に応じて迅速にご紹介が可能です。
性感染症の検査結果は
即日お知らせも可能
性感染症の検査では、患者様の不安な気持ちを一刻も早く解消するため、即日結果をお知らせすることも可能です。
サプリメントを紹介
ED治療薬も充実
当院では、患者様のお悩みに沿ったサプリメントをご紹介しています。ED治療薬は当院で処方可能です。
一人ひとりの生き方に
合った治療を提案
患者様お一人お一人の症状に適した検査内容を選択提供しています。前立腺がんや膀胱がんなどのセカンドオピニオンも可能です。
通院しやすい
好立地
商業や観光の中心地である福岡市中央区にあり、福岡市地下鉄七隈線「天神南駅」から徒歩1分という通いやすい立地です。
前立腺がんと前立腺肥大症
前立腺がんや前立腺肥大症の症状がある場合、スクリーニング検査で病気の有無を調べ、手術や放射線療法、ホルモン療法、薬物療法などで治療します。症状がなくても男性は50歳を過ぎたら年に1回はがんのPSA検査を受けることをお勧めします。前立腺がんは早期発見できれば治療の選択肢も広がります。当院では、前立腺の生検も日帰りで可能な場合もあります。尿のことでお困りの場合はまずご相談ください。
男性更年期
男性の更年期障害は、男性ホルモンであるテストステロンの減少によって起こります。具体的な症状としては、気分の落ち込みやイライラ、性欲や性機能の低下、関節や筋肉の痛み、不眠、体重増加など。不足しているテストステロンを注射で補充します。漢方薬や塗薬の処方も可能です。症状に心当たりがあれば一度検査をお勧めします。診療のご予約はホームページ上で可能です。詳しくはWEB予約をご覧ください。
膀胱炎・膀胱がん
膀胱炎は膀胱に雑菌が入り炎症を起こす疾患で、女性に多く発症します。主に抗生物質による薬物治療を行い、当院では治験も行っています。詳細はホームページをご確認ください。健診での尿検査で潜血が見られる場合、膀胱がんが潜んでいることも。必要に応じて膀胱鏡で膀胱内を確認し、膀胱がんが認められた際は迅速に総合病院へご紹介が可能です。血尿が一度で止まった場合でも放置せず早めにご受診ください。
結石・過活動膀胱
痛みが激しい病気として結石が挙げられます。当院では超音波エコーにより石の位置を確認。CT検査が必要な場合は連携病院で行います。結石は食事指導での改善や、お薬での治療が有用です。頻尿でお困りの方は、過活動膀胱の場合があります。お薬の投与で日中や夜間の尿の回数が改善することも見込めます。幅広い世代の女性が尿トラブルを経験しています。「人には言いづらい」と一人で悩まずご相談ください。
性感染症
HIV、クラミジア感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症、性器ヘルペス、梅毒など、当院ではさまざまな性感染症の相談を受けています。検査の結果は即日お知らせも可能です。HIVは専門の医療機関とのホットラインがあり、すぐに治療を始められる体制を整えています。また、自費の性感染症検査セットのご準備もあります。症状がない方で自費の検査のみご希望の場合はWEB予約も可能です。
症状がある方は保険診療になりますのでお電話ください。
以下症状がない方の費用です。
■自費セット料金表
【当日結果説明】
1.HIV即日検査/6000円
2.梅毒即日検査/5000円
3.HIV・梅毒即日検査/8000円
【結果は翌日以降にご来院いただくか、お電話での結果説明】
1.HIV・梅毒/5000円
2.淋菌・クラミジア(性器か喉)/5000円
3.HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎/7000円
4.HIV・梅毒・B型肝炎・淋菌・クラミジア(性器と喉)/13000円
5.B型肝炎・C型肝炎/1項目 3500円
6.マイコプラズマ/8000円
結果が翌日以降の場合ご来院いただくか、お電話での結果説明が可能です。
その他患者様のお悩みに対して必要な採血項目のご提案(自費)も可能です。
■ED治療薬
初回診察料/3250円+お薬代(1錠900円~1600円)
2回目以降診察料/1100円+お薬代(1錠900円~1600円)
医療法人ビジョナリー さぎやま泌尿器クリニック
福岡市地下鉄七隈線「天神南駅」より徒歩3分
西鉄天神大牟田線 「西鉄福岡(天神)駅」より徒歩5分